<農地再生と生き物復活>
       

耕作放棄地の解消に向けて

 白井市平塚地区に広がる谷津田は、農業者の高齢化や後継者不足、国の減反政策などを背景に耕作条件の悪い田んぼが次々と耕作放棄され、荒廃が進んでいました。そこで『しろい環境塾』が農業支援活動に取り組んできましたが、その一環として会員の有志が集って水田チームを立ち上げ、原則として無農薬・有機肥料で安全安心の米作りに取り組んでいます。

水田チームの目的はこうした耕作放棄田を復元すると同時に、多様な生き物復活作戦の一環としても谷津田の環境整備につなげる狙いであり、無農薬・有機肥料をはじめ陸苗、手植え、ハザ掛けなどの伝統的農業技術の継承も目指しています。

水田チームには『しろい環境塾』の会員ならだれでも参加できます。ただし田靴は必要条件です。現在は耕作条件の悪い数アールの田んぼから10アールほどの田んぼまで合計10か所、約62アールの田んぼで、メンバーが米作りに汗を流しています。


田植えに備えて畔を補修

大切な漏水防止工事

春の田起こし、畔の整備、種籾の芽出し、苗床作りそして待望の田植えなどから、秋の稲刈り、脱穀・籾摺りまで農作業は多岐にわたりますが、皆楽しく取り組んでいます。
 また古代米の一種神丹穂米(カンニホマイ)」を栽培し、しめ縄用にも使用します。


種もみをまいて陸苗づくり

田植えの風景

楽しい稲刈り後のハザ掛け
陸苗は種まきから約45日間・本葉5枚が出る(成苗)まで育ててから植えます。この苗による田植えは現在手植えが基本となっていますが今後は田植え機も使っていく予定です。冷めても本当においしいお米です。
また、環境塾として生物多様性を目指し、「冬水田んぼ」の米作りも行っています。
 なお、年会費はひとり4,000円です。できたおコメ(玄米)は規準に従ってメンバーへ配分されます。毎年9月中旬に稲刈り、9月末に脱穀して新米にします。